平均年収やボーナスが上昇している理由とは?高額な役員報酬もご紹介!今後の業績予想や採用の秘訣も伝授
コマツでは新卒採用と経験者(中途)採用を行っています。
新卒採用では、技術系職種と事務系職種の募集を行っています。
技術系職種で募集しているのは研究・開発、生産技術、調達、サービスエンジニア。
事務系職種で募集しているのは営業、生産管理、調達、経理・財務、人事・総務、法務です。
それぞれの職種共に「全社採用」「事業所採用」の採用枠で分かれており、勤務地は全社採用の場合は全国各地や海外転勤、事務所採用の場合は採用事務所(工場)になります。
選考方法はエントリー⇒会社説明会⇒エントリーシートの提出⇒WEBテスト・SPI⇒面接⇒最終面接の流れで行われます。
経験者(中途)採用では、顧客サポート職、技術営業職、開発職の募集を行っています。
勤務地は募集職種によって異なるため、応募前にご確認ください。
選考方法は書類選考⇒面接・筆記試験(一般教養・適性検査)⇒面接・SPIの流れで行われます。
面接回数は応募職種によって異なるようです。
コマツは経営方針の一つに「創造と挑戦の場を提供する」を掲げており、新卒・中途採用共に創造力とチャレンジ精神の高い人材を募集しています。
主体的に挑戦できる、諦めずにやり抜く、論理的思考能力がある、チームワークを発揮できる、事業や現場に興味・関心があるかを重視しているようです。
コマツはグローバルに事業展開しているため、経営は各国の景気や市場状況・社会情勢の影響を受けやすいです。
そのため、どんな困難な状況であっても、高いチャレンジ精神を持ってチームを引っ張っていけるリーダー力のある人を求めます。
経営の基本に掲げている「コマツウェイ」には、マネジメント・リーダーシップ編、ものづくり編、ブランドマネジメント編の3分野で継承すべき企業の価値観をまとめています。
面接対策では、この「コマツウェイ」で記されている内容を理解し、それに絡めた内容で自己PRすると評価も上がるでしょう。
コマツの採用実績を見ると、慶應義塾大学、早稲田大学、神戸大学などの難関大学が名前を並べており、採用が難関であることが伺えます。
筆記試験で高得点を目指すのはもちろんのこと、企業分析を徹底的に行い、建設機械業界で自分が何をしたいのかという想いをしっかりと伝えることが大切です。
従業員数推移(コマツと上場企業平均)
コマツ | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年 | 11,537人 | 1,035人 |
2018年 | 10,465人 | 1,071人 |
2017年 | 10,371人 | 1,042人 |
2016年 | 10,449人 | 1,055人 |
2015年 | 10,416人 | 1,055人 |
コマツの従業員数は2019年で11,537人と、1年前と比べて1072人の増加となりました。
全上場企業の平均従業員数が1,035人なので、それと比べて多い水準となります。
次にコマツと同じ機械業界内で従業員数を比較してみました。業界平均の従業員数が1,054人なので、それと比較しても多い規模の人数というのが分かります。
平均年齢推移(コマツと上場企業平均)
コマツ | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年 | 39.6歳 | 41歳 |
2018年 | 39.3歳 | 41歳 |
2017年 | 38.9歳 | 40歳 |
2016年 | 38.5歳 | 40歳 |
2015年 | 38.3歳 | 40歳 |
コマツの平均年齢は2019年で39.6歳と、上場企業の平均と比べると若い水準となっています。
平均年齢を同じ機械業界内で比較してみました。業界平均が42歳のため、業界内で見ても若い水準となります。
平均勤続年数推移(コマツと上場企業平均)
コマツ | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年 | 14.3年 | 12年 |
2018年 | 14.1年 | 13年 |
2017年 | 14.6年 | 13年 |
2016年 | 14.3年 | 13年 |
2015年 | 14.1年 | 13年 |
コマツの平均勤続年数は2019年で14.3年と、上場企業の平均と比べると長い水準となっています。
平均勤続年数も同じ機械業界内で比較してみます。業界の平均勤続年数が15.1年のため、業界内で見ても短い水準となります。
コマツが、転職先・就職先として魅力的な会社かどうかを知るために、前期比の売上成長率や一人あたりの経常利益などを見ていきましょう。
※売上・従業員数は、各社の連結ではなく「単体」の数字を元に計算しています。
売上
売上成長率(前期比)
経常利益
売上 | 経常利益 | |
---|---|---|
2019年3月期 | 9289.7億円 | 1955.3億円 |
2018年3月期 | 8684.0億円 | 1369.2億円 |
2017年3月期 | 6859.4億円 | 767.5億円 |
2016年3月期 | 6924.8億円 | 786.3億円 |
2015年3月期 | 7898.7億円 | 1644.5億円 |
まず、コマツと上場企業平均の「売上」と「成長率」を見ていきます。
2019年3月期の売上は、コマツが9289.7億円、上場企業平均が1120.3億円となっています。コマツの売上は平均と比べて高い水準となっており、売上の前期比成長率を見ると、コマツが7.0%の増加、上場企業平均が15.4%の増加となっているため、上場企業の中では成長率は平均以下な会社と言えます。
コマツ | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年3月期 | 8052万円 | 1.1億 |
2018年3月期 | 8298万円 | 9064万 |
2017年3月期 | 6614万円 | 9022万 |
2016年3月期 | 6627万円 | 9416万 |
2015年3月期 | 7583万円 | 9870万 |
次に、コマツと上場企業平均の「従業員一人あたり売上」を見ていきます。
2019年3月期で見ると、コマツは8052万円、上場企業平均が1.1億円となっています。
コマツ | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年3月期 | 1695万円 | 788万 |
2018年3月期 | 1308万円 | 731万 |
2017年3月期 | 740万円 | 741万 |
2016年3月期 | 753万円 | 672万 |
2015年3月期 | 1579万円 | 689万 |
「従業員一人あたり経常利益」についても見てみましょう。2019年3月期では、コマツは1695万円、上場企業平均が788万円となっています。 そのためコマツは上場企業の中では効率的に運営できている会社と言えます。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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