国内外のシェアトップクラス!世界中に製品を届けるための秘策とは?就活で重視されることも大公開!
残念ながら、SMCの代表取締役取締役会長である髙田芳行氏、代表取締役取締役社長である丸山勝徳氏の年収が明らかではありませんでした。
その他役員の年収については、2018年度の有価証券報告書によると、社内取締役12名に対して総額4億3000万円で1人あたり3583万円、社内監査役1名に対して1500万円支給されていました。
現段階では年収が特別高いという印象は受けませんが、今後の事業展開により更に年収が上がることに期待できます。
SMCの競合他社として、日本精機やCKDが挙げられるでしょう。
それぞれの平均年収を比較してみると、SMCは786万円、日本精機は572万円、CKDは637万円です。
2社と比較してもSMCの年収は圧倒的に高く、機械業界内の平均年収632万円より約154万円高いことを考えると、高水準であると言えます。
SMCの平均年収の高さの要因として、ボーナスの手厚さが挙げられます。
そしてそれを支えているのが、高い技術力が活かされた製品です。
国内だけでなく海外からのニーズも高く、海外売上高比率はアジア36.2%、欧州15.3%、北米14.7%と順調。
国内外の様々な業界で活用されているため売上も安定し、その分社員に還元できているのでしょう。
新製品も開発しつつあるので、今後平均年収は更に上がっていくことが予想できます。
SMCは空気圧制御機器を中心に事業を手掛け、自動制御機器や焼結濾過体、各種濾過装置等の製造販売を行っており、製品は約12,000種、70万品目にも及びます。
そのほとんどが生産ラインや産業用ロボット等の設備に使用されており、ファクトリーオートメーションや自動化に貢献。
近年では農業や水産業、アミューズメントパーク等様々な現場で活用されています。
現在国内シェア60%、世界シェア30%以上を誇り、流体制御機器等新たな分野の製品開発にも積極的です。
SMCでは、東洋運輸倉庫をはじめとする子会社3社にて普通倉庫事業を運営しています。
東洋運輸倉庫は家電製品や機械等を主な取引商品として取り扱い、その他にも家具や雑貨、食品等を手掛けます。
現在神奈川県に東扇島センターを、東京都に若洲センターを保有し、SMCの事業展開に貢献しています。
それでは、SMCのこれまでの沿革を見てみましょう。
1959 焼結金属工業株式会社を設立
1961 空気圧補助機器を製造
1964 自動制御機器を製造
1967 オーストラリアに進出
1970 駆動機器「エアシリンダ」を開発
1971 方向制御機器「直動型電磁弁」を製造
1982 製品の小型化・薄型化を進める
1986 SMC株式会社に社名を変更
1987 東京証券取引所市場第2部に上場
1989 東京証券取引所市場第1部銘柄に指定
1995 電動アクチュエータを開発
SMCグループは、日本機材株式会社や制御機材株式会社等から成り立ちます。
国内だけでなく北米、欧州、アジア等世界83ヵ国に子会社を持ち、グローバルにネットワークを構築しています。
世界中に子会社を配置することで製品の販売体制を整え、よりスピーディに、よりリーズナブルに製品を届けることが可能です。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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