昇給に必要な試験とは?気になる出世後の年収を公開!面接では何を訊かれる?
1億円を超える年収の役員がいないとのことから、代表取締役社長の寺本 克弘氏の年収は公開されていませんでしたが、その他の取締役の平均年収は約3550万円、監査役は約1800万円となっています。
業績は好調ですが、大手企業としてはやや低めの役員報酬額となっており、今は企業の更なる発展と成長を図る転換期を迎えているのかも知れません。
ナブテスコの競合他社というと、安川電機やファナックなどが挙げられます。
最新の有価証券報告書によれば、安川電機の平均年収は約861.1万円、ファナックの平均年収は約786.6 万円となっています。
ナブテスコの平均年収は約723万円ですので、同業界の中ではやや低めの年収であることが分かります。
平均年収が高い理由には、安定した業績とボーナスの支給月数の多さ影響していると考えられます。
2017年には利益率を大幅にアップさせ過去最高の349億円、2018年には売上高が過去最高の2946億円の数字を叩き出しました。
2019年度は少し落ち着いたものの、高い数字を推移し続けています。
中でも精密減速機事業では世界シェアが6割を占め、油圧機器事業では「GMシリーズ」の売上が好調となっています。
成熟期を迎えていると言われている機械業界の中でも、新しい製品の開発や時代のニーズをしっかりと捉えることで、高い業績を実現。
この好調な業績が年収を引き上げる要因となっているのです。
ナブテスコは、機械業界に属する日本の大手企業です。
自動車の製造ラインで活躍するコンポーネントタイプやギアヘッドタイプの精密減速機、真空アクチュエーター などを製造しています。
主に産業用ロボットの関節として使用されており、国内だけでなく海外のロボットメーカーからも高い信頼を得ています。
国内では「NABCO」、海外では「GILGEN」の自動ドアブランドを展開し、建物や産業用の自動ドアを製造。
他には、電車への乗降を安全に行うために世界中で普及しているプラットホームドア、乗降の安全はもちろん列車が入ってきた際の風防止や空調効率の向上にも役立つプラットホームスクリーンドアなどを製造しています。
また、超高齢化社会の日本に必要とされている福祉分野では、介助用電動車いすや階段昇降機、インテリジェント膝継手なども取り扱っています。
どんな過酷な環境下でも安全かつスムーズに作業を行えるよう、ショベルカーやクレーン車などの重機に使用される、「クローラー用走行ユニット」「油圧ショベル用
旋回ユニット」「ミニショベル用コントロールバルブ」などを製造しています。
安全で快適な空の旅を提供するために、主要航空機メーカーへ機体コントロールの軸となる「操縦系統システム」「航空機用各種アクチュエーター」「高電圧配電装」などを提供しています。
フライト・コントロール・アクチュエーション・システムにおいては国内100%のシェアを誇り、多くの人の安全を支えています。
時代の流れと共に高速化する新幹線の、時速300kmを超える走行を制御するための「ユニットブレーキ」「ブレーキ制御装置」「ドア開閉装置」 「シート回転装置」「ポイント除雪装置」などを製造。
ブレーキシステムは国内で約50%、ドアシステムは約70%のシェアを誇り、N700系新幹線の車両には全てナブテスコのドア開閉装置が採用されています。
荷物や人を運ぶ大型船の安全な航行を支えるため、心臓部となるディーゼルエンジンの制御システムや「主機遠隔操縦装置」「電子制御油圧バルブ」「GAPセンサー」などを製造。
今後は電子制御式にも対応し、環境への配慮も積極的に進めていきます。
その他には、食品・洗剤・化学薬品などの包装に携わる「超高速自動充填包装機」「高速自動充填包装機」の製造も行っています。
安全と衛生面を兼ね備えていることから、国内のレトルト食品用充填包装機はシェア85%を誇ります。
ナブテスコの歴史についてご紹介します。
【ナブコ】
【帝人】
【ナブテスコ】
ナブテスコグループとは、ナブテスコが中心核となるグループ企業のことです。
所属企業には、各種総合包装システムの製造・販売を行う東洋自動機、光造形システムや樹脂の製造・販売を行うシーメット、設備管理業務・人材派遣事業のテイ・エス・メカテックなどがあります。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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